厨房機器の買取・リサイクル【厨房買取王】のコラム
法令違反に注意!中古厨房機器の正しい廃棄処分方法・不用品の有効活用とは
業務用の中古厨房機器を処分する際は、適切に処分しなければいけません。なぜなら、事業系の厨房機器は産業廃棄物として処分しなければならないためです。
こちらでは、中古厨房機器の正しい廃棄方法や不用品の有効活用についてご紹介します。
事業系厨房機器は産業廃棄物に該当
飲食店などの事業で使用していた厨房機器は、一般家庭から出る生活ゴミとは区別され、事業系の廃棄物として扱われます。これは、法人が排出した不用品であるためです。したがって、大きさや素材を問わず、事業系厨房機器は家庭ゴミとして処分することはできません。また、大きさや素材などが厨房機器によって異なるため、種類ごとに適切な処分方法を選ぶ必要があります。
一方、家電リサイクル法の対象となるエアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機、テレビなどの家電製品は、一般家庭から出たものであれば特別な扱いを受けます。
しかし、事業系厨房機器は適用外です。つまり、飲食店で使用されていた厨房機器のほとんどは、産業廃棄物として適切に処分しなければならないのです。
厨房機器の不適切な処分は、環境への悪影響も懸念されるため、事業者には十分な注意が求められます。自治体の指定する産業廃棄物の処理方法に従い、専門の回収・買取業者に依頼するなど、適切な手順で確実に処分する必要があります。
事業系厨房機器の適切な処分が重要
飲食店の移転や閉店時に不要となった厨房機器を処分する際は、適切な方法で行う必要があります。なぜなら、不適切な処理をした場合、法令違反となり罰則の対象となるおそれがあるからです。
具体的にいうと、飲食店で使用されていた厨房機器は、一般家庭から出る生活ゴミとは区別され、産業廃棄物に該当します。産業廃棄物を不法投棄すれば、「廃棄物処理法」に基づき、懲役または罰金刑が科される可能性があります。
したがって、厨房機器の処分に際しては、自治体の定める基準を確認し、適切に産業廃棄物処理を行う必要があります。不用品回収業者に依頼する場合も、必ず許可を得た業者であるかを確認しましょう。
また、飲食店などから出る不用品は、法人不用品として処分しなければなりません。それは、法人不用品にはサイズが大きな業務用機器が多いためです。サイズが大きく重量もあるため、搬出するだけでも大変な重労働になりますので、自社で廃棄するのではなく、専門業者に依頼して廃棄するのが一般的です。
厨房機器の廃棄処分方法と注意点
前セクションでもお伝えしたとおり、厨房機器を一般の家庭ゴミとして廃棄してしまうと、法令違反となり、処分にかかわる事業者や個人が罰則の対象となる可能性があります。
業務用厨房機器を処分する際は、以下のような廃棄方法があります。
自治体の粗大ゴミとして処分する
中古の厨房機器を処分する場合の一つの方法が、自治体の粗大ゴミとして処分することです。この方法を選ぶ際の注意点は以下のとおりです。
- 自治体によって規定が異なるため、事前に自治体に確認が必要
- 有料の場合が多く、処分費用がかかる(数百円~数千円程度)
- 処理できる機器の種類や大きさに制限がある場合がある
- 自身で処理場までの搬入を行う必要がある
処分の手順は以下のとおりです。
- 1.自治体に連絡し、処分可能か確認
- 2.処分費用を確認し、支払い手続き
- 3.自身で指定の処理場へ搬入
- 4.指定の場所に置いて処分完了
このように、自治体の粗大ゴミとして処分する場合は、手続きや搬入などの手間がかかる点に注意が必要です。
専門の産業廃棄物処理業者に依頼する
厨房機器は産業廃棄物に該当するため、一般家庭のゴミと分別して処理する必要があります。適切な処理が期待できる専門の産業廃棄物処理業者に依頼するのが確実な方法です。
依頼の際は、「産業廃棄物処理業許可」を取得している業者を選びましょう。許可業者に依頼すると、処分が適正に行われたかを証明する「マニフェスト」が発行されます。
マニフェストなしで処分した場合、不法投棄とみなされ罰則の対象となりますので、必ず発行を受けたうえで処分を依頼しましょう。
ただし、専門業者に依頼すれば適切な処理は期待できますが、処理費用がかさむ場合があります。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者に依頼すれば、厨房機器の回収や運搬をプロに任せられるため、楽に処分が可能です。
回収と同時に買取をしてくれる業者もあり、費用を抑えられるでしょう。ただし、一般家庭からの依頼のみに対応する業者も多いので、事業ゴミに対応した業者を選ぶ必要があります。何社か見積りを取り、内容や価格を比較して決めるのがおすすめです。
厨房機器専門の買取業者に依頼する
専門の買取業者に厨房機器の処分を依頼することも可能です。買取業者によっては無料で回収してくれる場合もあり、手間をかけずに処分できるメリットがあります。さらに状態の良い厨房機器なら売却による利益が発生するという点も大きなメリットです。
買取業者の選び方には以下のようなポイントがあります。
- 実績や口コミをチェックする
- 買取品目が幅広いかチェックする
- 無料見積りを依頼する
買取業者の選定は慎重に行い、適正な査定を受けられる業者を選ぶことが大切です。
中古品・不用品の有効活用
リユース品として売却
中古の厨房機器をまだ使えるのにそのまま廃棄するのはもったいないものです。中古品をリユース品として売却することで有効活用できます。また、新品を製造する必要がなくなるため、環境にも優しい取り組みです。
オークション・フリマアプリの利用
自分で出品して買い手を見つける方法です。オークション形式なので高値で売れる可能性もあります。
買取専門店に査定・売却を依頼
専門店に買取価格を見積ってもらい、売却する方法です。面倒な手続きは不要で、現金化できます。買取専門店は買い取った製品をリユースすることで、中古品を効果的に活用できます。
適切な方法で廃棄・処分しよう!厨房機器の処分をお考えなら厨房買取王
業務用の中古厨房機器は適切に処分することが重要です。なぜなら、不法投棄は法律で罰則の対象となるからです。マニフェストなしで処分した場合、不法投棄とみなされ罰則の対象となりますので、産業廃棄物処理業許可を取得している業者に処分を依頼することが賢明です。
具体的な罰則を以下にまとめました。
- 不法投棄への罰則:5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金
- 委託基準違反(不備のある契約):排出者(処分依頼者)にも罰則が科される場合がある
このように、不法投棄には重い罰則がありますので注意が必要です。
また、環境保護の観点からも適切な処分が望ましいといえます。廃棄物の不法投棄は環境破壊につながるためです。
許可を得ている専門業者や事業系厨房機器の買取専門業者に依頼するなど、厨房機器の適切な処分に十分注意を払いましょう。
業務用冷蔵庫・冷凍庫など事業系厨房機器の買取業者をお探しの際は、厨房買取王までお問い合わせください。厨房買取王は厨房機器専門の買取業者です。中古厨房機器1点から無料査定・買取に対応いたします。査定から買取、搬出まですべて対応可能です。WEB見積りは24時間・年中無休で受け付けておりますので、まずはお気軽にお見積りをご依頼ください。
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- 株式会社SENNA
- 英文表記
- SENNA Corporation
- サイト名
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- 2010年9月1日
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- 【横浜本社】 〒223-0056 神奈川県横浜市港北区新吉田町171−1
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