餃子製造機の歴史と進化
こんにちは。
最近、餃子食べましたか!?
いまや日本食とも言えそうな、大人も子供もみんなが大好きな餃子。
お店で提供するには、何といっても手に替わって餃子を作ってくれる餃子製造機が欠かせませんね。
今日はそんな餃子製造機の歴史を少し覗いてみたいと思います。
餃子製造機が産まれたのは1960年代にまでさかのぼります。
餃子製造機ではトップシェアを誇る「東亜工業」。
先代の社長である請井由夫さんはオートバイの部品製造会社を創業、マフラーのプレス技術が得意でした。
そのプレス技術の応用として作られたのが、なんと餃子製造機!
金型の間にステンレスの板を通し、プレスして、マフラーが造られる。
このプレス技術の応用が両手で皮を挟んで餃子の具を包む作業へと応用されました。
とはいえ、人の手と同じように薄い餃子の皮に軟らかい具を包み、形を整える作業の機械化には10年近くの長い年月を要しました。
失敗と挑戦を繰り返し、ようやく世の中に出たのは1976年。
●その後、研究と進化を重ね、今では 皮の厚みは〇・一ミリ以下の単位まで考慮して作る技術まで持ちます。
●たねの重さや皮の大きさなどを書き込んでもらって、一台ずつ作り込んでいく、餃子製造機の「オーダーメード」にも対応。
●焼いたときのバリバリ感の香ばしさは焼き餃子の美味しさの重要なポイントです。
焼き面をフラットにする技術も可能になりました。
どんどん進化を続ける餃子製造機は、国内市場ではかなり行き渡ってきています。
日本の厨房機器メーカーの技術は世界に誇れるきめ細かい、素晴らしい技術です。
こんな素晴らしい厨房機器たちが今後も世界中へ食文化をつなぎ、広げていってくれることでしょう!
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