冷凍食品に代表される素晴らしい冷却技術
こんにちは。
今日は冷たいお話をしてみたいと思います。
冷却、冷凍について少し詳しく見てみましょう。
厨房機器である「ブラストチラー」と「ショックフリーザー」。
実はこの2つ、大きく違うんです。
●「ブラストチラー」とは:「冷却技術」
・調理直後(90℃前後)の温度帯から投入可能
⇒高速で冷却する⇒菌が繁殖しやすい温度帯を高速で通過⇒食材の劣化防止
●「ショックフリーザー」とは:「冷凍技術」
・常温の温度から投入可能
⇒高速で冷凍する⇒細胞の破壊・酸化を防ぐ⇒凍結前と同じ品質で再現が可能
上記の高速冷却技術により、「食材の香り・鮮度・色合い・栄養の保持」が可能になりました。
また、高速冷凍技術により、「食材の長期保存」が可能になりました。
【食品を冷凍するという事】
食品を冷凍すると、食品細胞内の水分は凍結し、氷の結晶に変化します。
※-1℃から-5℃の温度帯が最大氷結晶生成温度帯と言われています。
この温度帯をゆっくり通過すると、食品細胞内の水分が膨張し、膨張した氷の結晶が細胞を内側から破壊してしまいます。
冷凍を高速にすることにより、この温度帯を高速に通過、細胞破壊を防ぐことができるのです。
この2つの機能を併せ持った機械があれば、食品の作り貯めが可能になり、作業の効率化はもちろん、廃棄品の削減やメニューを増やしたり、収穫時期などによる価格変動の影響からも回避できます。
~有名ブラストチラーのご紹介~
●ニチワ NBCシリーズ
●フクシマ ブラストチラー&ショックフリーザー
●ORION社 ブラストチラーRBシリーズ
●イノリックス・マルチフレッシュ
●パナソニック FCSシリーズ
どのような食材を冷凍保存したいのか、どのような調理品を冷却したいのか、目的によって選ぶ機器が変わってくると思います。
冷凍機ならショックフリーザー搭載の冷凍機、冷却機ならブラストチラー搭載の冷却機がおすすめです。
急速冷却技術、急速冷凍技術を使って効率よく、美味しく楽しい調理ができるといいですね。
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